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登録日:2019/02/21 Thu 23 31 20 更新日:2024/06/15 Sat 08 41 57NEW! 所要時間:約 13 分で読めます ▽タグ一覧 ウルトラシリーズ ウルトラシリーズの○○項目 ウルトラブレスレット ウルトラマン ウルトラマンジャック ウルトラマンゼロ ウルトラマンタイガ ウルトラマンタロウ ウルトラマンヒカリ ウルトラマンメビウス ウルトラマンレオ ウルトラマン必殺技項目 ジャックの本体 チート テコ入れ ナイフ マルチウェポン 万能 十字架 帰ってきたウルトラマン 帰マン 必殺技 必殺技項目 新マン 新マン 架空の武器 槍 武器 武器項目 盾 腕輪 ウルトラブレスレットだ。 これさえ身につけておけば、如何なる宇宙怪獣とも互角に戦えるだろう。 さあ、地球へ戻るのだウルトラマン! ウルトラブレスレットとは、円谷プロダクション制作の特撮テレビドラマ『帰ってきたウルトラマン』に登場するアイテム・武器。 使用者はもちろんウルトラマンジャック。 ●目次 概要 こんなにすごいぞ!ウルトラブレスレット その他のウルトラブレスレット◇タロウブレスレット ◇キングブレスレット ◇レオブレスレット ◇アームブレスレット ◇ブライトブレスレット ◇メビウスブレス ◇ナイトブレス ◇ウルトラゼロブレスレット ◇ウルティメイトイージス/ウルティメイトブレスレット ◇サーガブレス ◇ストリウムブレス ◇ウルトラフュージョンブレス ◇ウルトラタイガアクセサリー(ブレスレット型) ◇プラズマゼロレット 玩具 概要 第18話で宇宙大怪獣ベムスターに敗北して再戦に臨む際に、ウルトラセブンから授かった万能武器にして、ウルトラシリーズの元祖チートアイテム。 『帰マン』の視聴率が伸び悩んでいた事から導入されたテコ入れ案の一つで、橋本洋二プロデューサー曰く「『ウルトラマンが弱過ぎる』という声を受けて、『苦心の末に怪獣に打ち勝つ』という本来掲げたテーマを曲げて取り入れる事になった」という。 児童誌設定によればゾフィーが作ったらしい。ウルトラの星一の天才であるウルトラマンヒカリとつるんでた影響だろうか? 後にサロメ星人がニセウルトラ兄弟のロボット(光線技まで含めて完全コピー)を大量生産した際にも、ウルトラブレスレットだけは模倣できず、武器としてウルトラランスを持たせるという形でしか再現できなかった辺り、その技術力の高さがうかがえる。 その性能はというと、ブーメランから槍から盾になったり、挙句死んだジャックを蘇生したりとなんでもありの万能っぷり。 序盤は苦戦の多かったジャックが、これを装備して以降はほぼ無双状態になったことから、一部では「ジャックの本体はブレスレットじゃね?」とまで言われるほど。 エースキラーに奪われた際、何故かブレスレットを取られただけなのにジャック自身がぐったりしていた。「武器にしか利用価値がない」と思われたのがショックだったんだろうか。 ついには数十年経った『ウルトラファイトオーブ 親子の力、おかりします!』の公式配信にて、 ジャックが素手で圧倒しながら、ゾフィー、セブンに続いて「簡単に負けると思うな!」と言い放つ非常にカッコいいシーンで、 動画上部に表示される宣伝で「今のジャックにはブレスレットがある! 簡単には負けないぞ!」と表示されてしまった。 なお、そのあまりの高性能さから、某投げの鬼の如く『使えば必ず勝てる』と思われがちだが、 ナックル星人がジャック打倒のために連れて来たブラックキングにはブレスレットブーメランが通用しなかった他、 ゼラン星人にコントロールを奪取されて逆にジャックが追い詰められたこともあったりと、ごく一部だが効かなかったり逆手に取られたりしている。 実際、ブレスレットを授けるシーンではセブンは「どんな宇宙怪獣とも互角に戦えるだろう」と言っており、絶対とは言っていない。 またブレスレットは一つしかないので、複数の形態・能力の同時使用は出来ない。 そのため、一度に二つの能力を使いたいのに使えないジレンマにジャックが苛まれるシーンもあった。 エースキラー戦でエースに吹き飛ばされ、以降の客演で装着していなかったり、『ウルトラマンレオ』第34話ではタロウブレスレットを装着していたりするため紛失したと思われがちだが、実際は回収されており以降も使っているらしい(*1)。 現にヒッポリト星人のタールに捕まったゾフィーと初代マンを助けようとウルトラブレスレットが付いていないにもかかわらず、使おうとしてタールに捕まってしまったシーンで、実は助けようとするときだけは辛うじてブレスレットと分かる造形物を身に付けているのが確認可能。 光の国の名も無き一般兵も持っているが、ジャックの物ほど万能ではない。所詮量産型か 逆に、後述する多彩な能力を遺漏なく使いこなせるジャックの技量の高さを証明しているとも言える。 なお、スチール写真などで良く目立つこともあってウルトラブレスレットの変形形態としてウルトラランスが非常に有名だが、 実は『帰マン』本編でウルトラランスを使ったのはヤドカリン戦ただ一回だけ。 それでいて上記の一般兵が使うウルトラブレスレットがウルトラランスに変形したり、コピージャックがウルトラランスを持ってたり、 後述するウルトラゼロブレスレットがウルトラゼロランスに変形したりするのだから印象とはなかなか不思議なものである。 『新ウルトラマン列伝』でのゼロとの特訓でもジャックはウルトラランスで模擬戦を行っていた。 このためか、『ウルトラマンオーブ』直前スペシャルでクレナイ ガイは「その華麗な槍さばきで並みいる強敵を迎え撃ってきた」と紹介している。 並みいる強敵をウルトラランスで迎え撃ってきたのは平成以降になるが、このスペシャルでは平成作品でウルトラランスを使っているシーンが使われている。 マイナーな必殺技も網羅する熱意に往年のウルトラファンをも唸らせたゲーム『ウルトラマン Fighting Evolution 3』でもブレスレットの様々な形態が再現されていた他、 ジャックのブレスレットチョップ(必殺技ではなく通常攻撃モーション)の際には特徴的な高音が鳴るという小ネタも用意されている。 また、ウルトラモード『二大怪獣東京を襲撃 二大怪獣を倒せ!』では、時系列上ジャックがブレスレットを持っていない時のエピソード再現ステージのため、 プレイヤーが操作するジャックの腕にはブレスレットがなく、上記のモーションの時にも音が鳴らないという原作再現が行われている。 こんなにすごいぞ!ウルトラブレスレット ◆ウルトラスパーク 刃の付いたスティック(短剣?)状の形態。セブンからジャックに渡された際の形態且つ最も使用された形態で、単に「ウルトラブレスレット」と呼ばれる時は大体これ。 後述のウルトラランスの石突き部分との違いとして、アンテナと発光電子管らしきパーツが付いている。 相手に投擲することで白熱化し、敵を切り裂く。単に投げ付けるだけでなくナイフのように手に持って使ったり、分裂して“ウルトラスパーク3段斬り”となったりもする。 また、ウルトラスパーク自体から光線を発射する“ウルトラスーパー光線”や、 ぶつけた相手を斬り割かずに猛烈な電撃を浴びせる“スパーク電撃”など多彩な能力を使用することも出来る。 ゲーム作品では『FEシリーズ(2、0)』『ウルトラ警備隊 MONSTAR ATTACK』などでジャックの最強技としてチョイスされている一方で、スペシウム光線より一段威力が下だったり、『ウルトラマン(PS2)』や『スーパーヒーロージェネレーション』などそもそも技として用意されてないことがあったりと、なにかと不遇。 また、平成以降はウルトラランスが重宝されており、ウルトラスパークの出番が減ったほか、使われても決め技にはなっていない。 スーパーヒーロージェネレーションでもウルトラランスのみ登場している。 ◆ブレスレットボム ウルトラブレスレットを投げ付けて相手を爆破する。 キングマイマイとロボネズを倒した。 ◆ウルトラランス / ウルトラクロス ウルトラランスはウルトラスパークの柄を長く伸ばした槍。 厳密には前述の通り石突き部分がウルトラスパークとわずかにデザインが異なるがほぼ同一と見てよい。 スチール写真等で目立っていたり、ガイ曰く「その華麗な槍さばきで並み居る強敵を迎え撃ってきた」割に本編ではヤドカリンに使っただけ(しかもトドメではない)だが、 近年では怪獣兵器ブラックキングやツインテールを一撃で倒している。 『ウルトラマンR/B』のルーブクリスタルの1つ、ジャッククリスタルでの属性もズバリ【突】。 ウルトラクロスは柄の先端が十字架になった槍で、今のところウルトラランスと違う点は形状のみ。 縁起を担いでか、宇宙の吸血鬼ドラキュラスや蝙蝠がモチーフのバット星人に使用、これらを倒した。 後にプロップが『レッドマン』のレッドアローとして再利用された。 ◆磁力封じ能力 マグネドンが背中から発する磁力をカットした。 ◆ダムせき止め能力 マグネドンによって穴が開いたダムに投げつけて流れ出した水をせき止める。 使用中はブレスレットを使えず、そしてダム修理ではないのでブレスレットを回収するとまた流出が始まってしまう。 ◆半重力光線 地球上では倒せないマグネドンの動きを封じた後、宙に浮いたマグネドンを担いでどこかの小惑星上まで連れていった。 ◆エネルギー再生能力 ビーコン戦でエネルギーが切れて倒れたジャックにエネルギーを補給し、復活させた。 そんなのありかよ。 ◆ブレスレットニードル 針というよりはレイピアのような武器。 バキューモンを体内からズタズタにして倒した。 ◆バリヤーボール 対象に投げつけることで球状のバーリヤに変化して保護する。 空中に放り出された南隊員と六郎少年を保護し、ジャックが戦っている間に地上まで安全に運んだ。 ◆ウルトラショット ブレスレットが無くても使用出来る破壊光線だが、ブレスレットの力で電撃光線、白骨化光線も撃てるようになった。 共にオクスター戦で使用。 ◆水蒸発能力 水中戦を得意とするオクスターに対抗する為、湖の水を全て蒸発させた。 ちなみに消えた水は戦闘後に大雨となって降り注ぎ、元の湖に戻った。 ◆ブレスレットチョップ ウルトラブレスレットのパワーで左手のチョップを強化したもの。 グロンケンの両腕を斬り落とし、オクスターを怯ませた。 なお、強化しなければ普通のチョップなのかと言えばそうでもなく、ウルトラブレスレット無しでも「ウルトラ霞斬り」や「スライスハンド」などチョップを用いた必殺技がある。 ◆針状光線(仮称) ◆八つ裂き光輪(仮称) ◆光の鎖(仮称) ゼラン星人に操られた際に見せた能力。 針状光線はイカルス星人のアロー光線に似ている。 ◆ウルトラ閃光 宙に投げたブレスレットから目も眩む閃光を発する。 光を苦手とするドラキュラスを弱らせた。 ◆ブレスレットブーメラン ブラックキング戦(初戦)で使用。 この時のジャックは郷の怒りに影響されていたのとブラックキングが対ウルトラマン用に特訓されていた為、あっさり弾かれた。 ◆ウルトラ火輪 白熱化したウルトラスパークが火球となり、更に焔のリングとなって相手を包み込む。 高熱に弱いバルダック星人を消滅させた。 ◆惑星破壊能力 見た感じはウルトラスパークに似ているが、地球に接近していたバルダック星を木端微塵にしてしまった。 ◆ウルトラ再生パワー スノーゴンに氷漬けにされた挙句バラバラに解体されたジャックを瞬く間に再生・解凍した。 そんなのありかよTAKE2。 ◆ウルトラディフェンダー ブレスレットが変じた巨大な盾。 スノーゴンの冷凍ガスを無力化し、撃ち返して逆に凍らせた。 ◆ウルトラ発光 ウルトラ閃光と違って攻撃技。 空中から放ってビルガモの口?を破壊した。 ◆ブレスレット反射能力 ウルトラブレスレットには光線を弾く力がある。 ビルガモのバルタニックウェーブに対して左腕をかざして反射、ダメージを与えた。 ◆変光ミラー 太陽光線に強烈な振動を与えることが出来る丸型の鏡。 光波、電波、赤外線、あらゆる電磁波を操るストラ星人とパラゴンの撹乱攻撃を破った。 ◆ブレスレットムチ その名の如く鞭。 レッドキラーのブーメラン攻撃に苦戦したジャックはこれでブーメランを奪い、「ウルトラ十文字斬り」で倒した。 ◆吸収能力 ヤメタランスの怠け放射能を吸収、元の小さな姿に戻した。 漫画『ウルトラマン超闘士激伝』でも、ウルトラブレスレットをヤメタランスの首に付けて、怠け放射能を防ぐバリアーを張った。 ◆彗星キック 『ウルトラマン超闘士激伝』新章で登場した新技。 ジャック自身の闘気を収束させた足に、ウルトラブレスレットを装着して放つ、流星キックの強化版。 このように、多彩な技を披露している。やっぱりジャックの本体って…… なお、この武器の変形は原形を一切留めていない変形であり、「玩具等で再現可能な変形」が可能な変形武器が特撮世界に登場するのは、もっと後の時代になる。 これほどのちょっと無理がある変形と能力の多彩さは、巨大な身体を持つウルトラマンが槍に始まり果てはバケツまで様々なウルトラマンサイズの道具を使用できるようにするための、ストーリー上の理由付けという部分が大きい。 撮影終了後は予備のブレスレットをスーツアクターのきくち氏が記念にプレゼントされ、撮影で使われたブレスレットはスーツと共に人の手に渡った。そして庵野秀明展では撮影当時のジャックのスーツに装着されて展示された。流石に長い年月等により錆びてしまっているが原型を留めている。 その他のウルトラブレスレット ◇タロウブレスレット ◆使用者:ウルトラマンタロウ タロウの初期装備ブレスレット。 出番はブレスレットランサーへの変形とオカリヤンへの口を塞ぐセット光線のたったの2回と少ない。 その後、ウルトラの母に新品のブレスレットを貰ったら早々にお役御免となった。 ただし、ブレスレットランサーはULTRA-ACTやS.H.Figuartsに付属されたり、ゲーム『ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth』で必殺技に採用されたりと変なところで知名度がある。 なお、前述のようにジャックは『レオ』第34話でこのタロウブレスレットを付けていた。 ◇キングブレスレット ◆使用者:ウルトラマンタロウ 前述の通り、ウルトラの母から貰った新しいブレスレット。 ウルトラマンキングは全然関わっていない。(*2)元々はゾフィーが使用するはずだった。 攻撃、分身生成、蘇生能力、武器変換とジャックのブレスレット並みに万能な上に、『ウルトラマンタロウ』の作風もあっておバカな能力も多く、猿轡にしたり、ドライヤーにしたり、バケツにして水をぶっかけたりとやりたい放題。 『ウルトラマンメビウス』の時代以降も付けてはいるが、何故か全く使わなくなった。さすがにバケツは嫌だったか ◇レオブレスレット ◆使用者:ウルトラマンレオ 第1話から手首にはめていたが、使用は第20話から。 「あったっけ?」と言われるほど影も印象も薄いが、注射器になったり(*3)と地味に活躍している。 有名なレオヌンチャクも、引っこ抜いた煙突をこのブレスレットを使って変化させたもの。 ウルトラスパークならぬレオスパークも使える。 ……が、後に出てきたマントが強すぎたせいで……。 ◇アームブレスレット ◆使用者:ウルトラマンレオ ウルトラマントの待機形態で、ウルトラマンレオの左上腕部に装着されている。 ウルトラマントの詳細はこちら。 ◇ブライトブレスレット ◆使用者:星涼子 星涼子がユリアンに変身、というか元に戻るためのアイテム。 詳細は変身アイテム(ウルトラシリーズ)参照。 ◇メビウスブレス ◆使用者:ウルトラマンメビウス ウルトラの父がメビウスに授けた神秘のアイテム。 変身、武器、必殺技、フォームチェンジの全てがこれ一つで賄える万能アイテム。 更に木っ端微塵に自爆しても元通りに再生するタロウのウルトラ心臓の代用としても使える。 メビウスの活躍はこのアイテムあってこそな場面も多く、フォームチェンジや一部必殺技はこれがないと使えないと思われるが、 ゲーム『ウルトラマン Fighting Evolution 0』ではこれがない状態でメビュームシュートなどを使っており、本編最終回で光の国に帰還する際にはこれを使わず変身したことから、メビウスブレスがないと何もできないというわけではない様子(『FE0』はゲームの都合上、なくても必殺技が使える仕様にした可能性もあるが)。 設定上は高い素質を秘めているが力の制御がまだ不安定なメビウスを補助するためのアイテムらしい。 ◇ナイトブレス ◆使用者:ウルトラマンヒカリ 本来は科学者だったヒカリに戦闘能力を与えるためにウルトラマンキングが授けたアイテム。 授けた人が人だけに、こちらもチート臭い能力を持ち、変身や武器や必殺技に加えて消滅したメビウスをブレスに宿らせて復活させたりしている。 フェニックスブレイブへの合体もこのブレスの能力。 メビウスブレスと合体させることも出来るが、合体させるよりも左右の腕に別々に付けた方が強い。 ちなみにババルウ星人の化けたニセ・ツルギは本物がメビウスに渡したはずのナイトブレスまでコピーしてしまっていたため、ミライにバレた。 ◇ウルトラゼロブレスレット ◆使用者:ウルトラマンゼロ 父親であるセブンから貰ったブレスレットで、基本性能はジャックの物と同じだが、使えるのは3回のみ。 3度目のウルトラゼロアイの取り出しの際にブレスレットは消滅した。 特別なプラズマスパークエネルギーが込められており、帰る時の道標として渡された。 映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』公開前は今回はブレスレットが本体と(主に陛下に)ネタにされていたが、 実際使ったのはグレンファイヤーとの話し合い中に乱入してきたベリアル銀河帝国軍に、ウルトラゼロランスに変形させてレギオノイドをフルボッコしたくらい。 ウルトラゼロスパークに至ってはセブンから渡される時のみで、戦闘で使用すらしていない。 本編では武器というよりも、エネルギータンクとしての役割の方が大きく、元来アナザースペースでエネルギーを補給できないゼロが変身できたのは、このブレスレットに蓄積されたエネルギーのお蔭。 変身の度に菱形パーツの発光が消えてゆき、その点をエメラナ姫に訝しまれた。 光の国のプラズマシンクロ装置とリンクしており、エネルギーを使用すれば光の国の者もそれを知ることができる。 光の国を発つ前にこれを受け取ったゼロは「親父は心配性だな」と言ってはいたが、本来非常用として託したものが次々と使用されていく度にセブンも限りなく不安に駆られたことであろう。 セブンからブレスレットを授かる案が出たときは、前作との違いを分かりやすく出せることや、ネタバレになるウルティメイトゼロを公開前からポスターに出せないという事情もあって即採用となった。 ◇ウルティメイトイージス/ウルティメイトブレスレット ◆使用者:ウルトラマンゼロ アナザースペースの至宝「バラージの盾」の正体。ウルトラマンノアから授かったアイテムだが、ブレスレットはあくまで待機状態。 ゼロブレスレット同様ウルトラゼロアイを出せる。3Dメガネも出せる。 ゼロの強化アーマーとなり、ウルティメイトゼロへとパワーアップさせる。 映画『ウルトラマンサーガ』では融合した人間との通信アイテムになることや、ウルトラマンダイナやコスモスと合体してウルトラマンサーガとなった際にサーガブレスに変形することが判明した。 『ウルトラゼロファイト』では合体した際に2人の力が宿り、ゼロにモードチェンジの能力を与える。 モードチェンジの際にはブレスレットを叩く動作をしており、モードチェンジの力がブレスレットに宿っていることが分かる演出となっている。 ウルトラゼロランス等の武装は引き続き使用できるが、ウルティメイトブレスレットの変形ではなく格納に変わったため、ブレスレットを装着したままランスやディフェンダーを構えている。 また、ウルトラゼロランスの石突き部分の意匠は少し変更されている。 第一部ではガルベロスが生み出したストロングコロナゼロがウルトラゼロランスを使用したのみで、本物のゼロはランスを使用していない。 第二部で本物のゼロがウルトラゼロランスやウルトラゼロディフェンダーを使用した。 更に、ゼロが精神的成長を遂げたことでブレスレットと一体化し、最強の姿へと進化する。 『ゼロ THE MOVIE』を手掛けたアベユーイチ監督曰く「あらゆる宇宙の人々の心の光とも通じている」らしく、上述の通り現行最強のアイテムといっても過言ではない。 これによってゼロは時間制限によるカラータイマーの点滅はしなくなった(エネルギーの急激な消耗による点滅は以後もあるが)。 戦闘以外でこれを付けたゼロをエネルギー不足に陥れたのは現状アンチウルトラフィールドのみ。 ゼロのタイプチェンジのうち、ウルトラマンゼロ ビヨンド以外はこのアイテムに大きく依存しており、破損すると大幅なパワーダウンを強いられる。 ◇サーガブレス ◆使用者:ウルトラマンサーガ ウルティメイトブレスレットの翼部分が展開した姿。 ◇ストリウムブレス ◆使用者:ウルトラマンギンガストリウム ウルトラマンタロウご本人が変身したブレスレット型アイテム。 ウルトラマンギンガストリウムへ強化変身し、さらにウルトラ6兄弟の必殺技も放てる豪華仕様。 残念ながら一部の技は劇中未使用であった。 『ウルトラマンギンガS』最終話でタロウが元の姿に戻ったためストリウムブレスは消滅し、ウルトラマンギンガストリウムへの変身も不可能となった。 以降、出演は絶望的と思われたが、『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』でまさかの再登場。 こちらはタロウが力の一部を授けるという形だったため、タロウとギンガストリウムが並び立つ場面もあった。 ◇ウルトラフュージョンブレス ◆使用者:ウルトラマンギンガビクトリー ウルトラマンゼロが特訓をクリアしたヒカルとショウに授けた神秘のアイテム。 ストリウムブレス同様、新たな姿への変身アイテム兼先輩ウルトラマンの技を放つアイテムとなっている。 ただし収録されている音声の多さの割に出番はさほど多くないため、劇中未使用技も多々ある。 ◇ウルトラタイガアクセサリー(ブレスレット型) ◆使用者:ウルトラマンタイガ、ウルトラマンタイタス、ウルトラマンフーマ、ウルトラマンレイガ 『ウルトラマンタイガ』に登場するキーアイテムの内、ブレスレットタイプが該当。なお、名称は●●レット。 キーアイテムは他に、キーホルダー型とリング型もあるが、レットは主役3名以外のウルトラマンの力の宿ったアクセサリーであり、使用することでそのウルトラマンの特徴を取り込んだ必殺技を発動する。 先輩ニュージェネ達のレットは『タイガ』第1話で授かり、『ニュージェネクライマックス』で返却された。 レットの使用は基本的に必殺技の発動になるが、ウルトラマンタロウレットはタイガスパークの召喚、トライスクワッドレットはタイガトライブレードの召喚となる。 ウルトラマンタイガ放送時の収集アイテムであり、他のブレスレットとは少々毛色が異なる。 ◇プラズマゼロレット ◆使用者:ウルトラマンタイガ 『タイガ』本編第23話にて、ゼロからタイガに手渡されたブレスレット。 ゼロのトレードマークである二振りのゼロスラッガーとカラータイマーを模した意匠で、どこかしら先述のウルティメイトブレスレットにも似ている。 インナースペースで工藤ヒロユキが下部のスイッチを押すことでカバーが展開。 弓矢状に変形した状態で、タイガスパークをかざしてから中央のスイッチを押すことで必殺技が発動する。 一回押すとエメリウムスラッシュ風の「タイガエメリウムブラスター」、二回押すとワイドゼロショット風の「ワイドタイガショット」、長押しでゼロツインシュート風の「タイガダイナマイトシュート」という具合にゼロを思わせる技が放たれる。 玩具 ◆ウルトラ兄弟変身アイテムセット 『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』公開時に発売されたボーイズトイ。 映画に登場したマン~タロウの5兄弟+メビウスの6人の変身アイテムがセットとなっている。 ただし、ジャックには特定の変身アイテムがないため、象徴であるウルトラブレスレットが代わりとして同梱されている。 当たり前だがブレスレット形態しかない。 ◆超ウルトラ8兄弟変身アイテムセットHYPER 『大決戦!超ウルトラ8兄弟』公開時に発売された食玩。 計5種の内の一つがエスプレンダーとウルトラブレスレットのセットとなっている。 ラインナップの中にはベーターカプセルとカラータイマーのセットもあるため、変身前と変身後の両方になりきれるアイテムセットという意味でHYPERなのかもしれない。 ◆帰ってきたウルトラマン(ウルトラ超合金) 可動フィギュアその1。 2004年10月30日発売。 超合金製でずっしりとした重さがある。 「ウルトラブレスレット」「ウルトラスパーク」「ウルトラランス」「ウルトラクロス」「ウルトラディフェンダー」「ブレスレットニードル」「ブレスレットムチ」が付属する。 マイナーな「ブレスレットニードル」や「ブレスレットムチ」まで網羅した脅威の付属品数である。 後述のS.H.Figuarts開発前と言うこともあってか、ウルトラマンの腹周りの分割処理は今見るとかなり独特な印象を受ける。 ◆ウルトラマンジャック(ULTRA-ACT) 可動フィギュアその2。 2013年3月23日発売。 可動と造形を両立させたアクションフィギュアであり、武器や攻撃エフェクト等のオプションも充実したウルトラシリーズ専門のシリーズ。 「ウルトラブレスレット付左手首」「ウルトラスパーク」「ウルトラランス」「ウルトラクロス」「ウルトラディフェンダー」が付属し、手首や持ち手を差し替えて持たせることができる。(ウルトラブレスレット関係の付属品のみ記載) 商品紹介で「変幻自在の万能武器ウルトラブレスレットを扱う」とか書かれているあたり、推しになっているようだ。 ◆ウルトラマンジャック(S.H.Figuarts) 可動フィギュアその3。 2018年4月27日発売。(2020年7月18日再販) ULTRA-ACTシリーズがS.H.Figuartsシリーズに移行し、ウルトラマンジャックも無事、S.H.Figuarts版として発売された。 「ウルトラブレスレット付左手首」「ウルトラスパーク」「ウルトラランス」「ウルトラクロス」が付属し、手首や持ち手を差し替えて以下同文。 ◆ウルトラマンジャック(ウルトラアクションフィギュア) 可動フィギュアその4。 2023年5月27日発売。 ボーイズトイのため、可動性や塗り分けは大人向けのS.H.FiguartsやULTRA-ACTに負けるものの、手に取りやすい価格帯で子供のハードな使用にも耐えうる頑丈性がある。 ウルトラアクションフィギュアシリーズのリリース当初は手持ち武器やエフェクトパーツ等が無かったものの、シリーズが軌道に乗るにつれ少しずつ付属品も増えてきており、本商品には「ウルトラランス」が付属している。 ウルトラマンジャックの左手首には「ウルトラブレスレット」が造形されているが、取り外しや差し替えは出来ないため、ブレスレットを装着したままウルトラランスを構えることになる。 余談だが2023年現在、ウルトラブレスレットは大人向けハイクオリティ玩具「ウルトラレプリカ」シリーズにラインナップされたことは無い。 他の一部のブレスレットは過去に商品化されたことがあるため、本家本元であるウルトラブレスレットも待ち望まれる。 追記・修正だ。 これさえ身につけておけば、如何なる項目とも互角に戦えるだろう。 さあ、編集作業に戻るのだアニヲタ! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コピペしたから文脈が不自然なのは仕方ないですけど、タロウブレスレットやゼロブレスレットはどうしますか?一緒にコピーしないと文章が繋がりません… -- 名無しさん (2019-02-22 00 38 38) ↑ブレスレット系まとめてコピペしました -- 名無しさん (2019-02-22 00 49 11) ↑対処ありがとうございます。 -- 名無しさん (2019-02-22 00 50 32) ウルトラシリーズのブレスレット系アイテムの項目にしてもいいくらい充実してるなぁ。元の項目の方も大分充実していたのもあるけど…w -- 名無しさん (2019-02-22 03 37 58) 取られただけなのにジャックがぐったり←取られたせいで切断されたときの傷が開いたって珍説をみたことがあるwww -- 名無しさん (2019-02-22 08 55 24) にわか老害「最近のウルトラマンは武器に頼りすぎてイカン!」に対するおそらく最善の反論材料 -- 名無しさん (2019-02-22 09 51 26) あまりに万能過ぎてジャックの本体ってやっぱりブレスレットじゃないのかな? -- 名無しさん (2019-02-22 10 01 35) ほんと、能力が多彩すぎる。そしてこれを発明した隊長もすげえ。 -- 名無しさん (2019-02-22 10 11 53) アクトの前に出てたウルトラ超合金だと確かニードルとかムチも付属してたはず -- 名無しさん (2019-02-22 12 20 46) あれ、バッド星人を倒したのはウルトラランスじゃないの? -- 名無しさん (2019-02-22 13 03 04) ↑項目にあるようにバット星人はウルトラクロスだね -- 名無しさん (2019-02-22 13 32 37) 全身バラバラにされてもブレスレットのおかげで復活できたり、ブレスレット取られただけでぐったりしてるあたり、本当にブレスレットが本体じゃね?って思わせる -- 名無しさん (2019-02-23 09 18 32) ブレスレットに頼りきりだと思われるがあそこまで使いこなせるのはジャックだけって考えると頼りきりではないんだよね -- 名無しさん (2019-02-23 09 41 14) ゼットンはブレスレット関係ないウルトラハリケーンで倒したわけだし、決してブレスレットに頼り切りとは言ってはいけないと思う。 -- 名無しさん (2019-02-23 10 04 51) スノーゴンやビーコンみたいなブレスレットなしで負け確だったのもあり、逆にブレスレットなしでも勝てそうだった戦いもあり -- 名無しさん (2019-02-23 23 40 05) 「武器に変形」「光線を発射」はまだいいとして、「バラバラにされても再生」ってのはさすがにやりすぎな気がする -- 名無しさん (2019-02-25 13 58 07) ウルトラマンタイガの新世代ヒーローズブレスレットもウルトラブレスレットの類でいいの? -- 名無しさん (2019-12-06 16 38 10) ウルトラゼロブレスレットの造形が好きだから新たな機能を搭載したとかでゼロの右腕にでも再装備して欲しい -- 名無しさん (2020-11-14 17 21 15) ゼロブレスレットの使用可能回数はあくまで予備エネルギーとしての話でM78宇宙でなら何回でも使えるはずでは? -- 名無しさん (2021-04-13 01 22 17) 翼と首斬られたときスゲー痛かったゾ -- 名無しさん (2021-05-25 16 33 20) 坂本監督ならそのうちタロウやレオのブレスレットも拾ってきそうだがタロウがブレスレット使うシチュエーションってどんな場面になるのか -- 名無しさん (2021-05-25 19 10 03) 90年代くらいにあった児童向けのウルトラ本のクイズコーナーでゾフィーの技は何かという問いで存在しないひっかけの答えとしてゾフィーブレスレットなんてのもあったな(ご丁寧に絵つき) -- 名無しさん (2021-10-30 10 02 20) 昔あった超合金には何故かムチが付いてたな… -- 名無しさん (2022-06-12 06 02 05) ↑ウルトラ超合金について(1年かかったけど)記載しました -- 名無しさん (2023-07-09 22 34 59) 今のご時世なら変身アイテムとしても兼用されたろうね。 -- 名無しさん (2023-07-10 01 06 34) そういえば三大特撮の三作目はみんな長物の使い手になるのか。 -- 名無しさん (2023-10-08 15 03 49) 名前 コメント
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アイズ・ラザフォードは仲間思いの少年だった。 彼は、感情を殺す術に長けている。 顔色ひとつ変えずに人を殺すことができるし、たとえ相手が悪人ではなかろうとも、 『ブレード・チルドレンの敵と成り得る』という一点だけで、何十人と殺すことができる。 殺されても文句の言えないだけの犯罪を犯しているという点では、己に対する価値も低く、必要ならば自分の命も目的の為の“駒”として扱う覚悟はある。 たとえ、長年の親友であり戦友のカノン・ヒルベルトと殺し合う局面になっても、決して人前で涙を見せなかった。 それでも『仲間を救う』という一点において、彼は常ならざる激情と諦めの悪さを発揮した。 己の命に対しては諦めを抱いていても、仲間の命に対しては、どんなに己を擦り減らしてでも諦めずに戦った。 ただ一人だけ、『ミズシロ火澄』という絶望の存在を知りながらも、仲間を絶望へと落とさないために、その事実を隠匿してきた。 カノン・ヒルベルトが絶望してブレード・チルドレン抹殺を企んだ時も、彼を殺すという最悪の覚悟も備えた上で、その彼を止めるという無謀な試みに乗った。 たとえ守り切れずにいつか喪うと分かっていても、その『喪う時』が来るまで守り続けようとする。 鳴海歩は、彼の信念をそう評した。 よって、本来ならばこのような殺し合いに乗り、仲間を自らの手で殺す選択をする理由などなかったのだ。 主催者を打倒し、鳴海歩とブレード・チルドレン全員でこの殺し合いから脱出する。 仲間を誰ひとりとして死なせない為に行動する。 その希望がほんのわずかでも残されている限りは、それにすがりつくのがアイズ・ラザフォードという少年なのだから。 しかし彼は、そうせずに殺し合いに乗った。 彼と仲間にとっての救世主である鳴海歩が、間違いなく『殺し合いの打倒』を目指して行動すると読めていたにも関わらず、『鳴海歩の優勝』という、短絡的な方法を選択した。 『高町亮子』と『浅月香介』、そして『竹内理緒』の命。 そして、『鳴海歩の死』によって喪われる、『カノン・ヒルベルトを含めた、ブレードチルドレン全員』の命。 その二つを秤にかけ、彼は後者を選択した。 鳴海歩の意に反してでも、彼は『鳴海歩への協力』ではなく『殺し合いでの優勝』という形で、鳴海歩を生かそうとした。 では、アイズ・ラザフォードは鳴海歩を信用していなかったのだろうか。 これも否、だった。 確かにアイズ・ラザフォードは、もともと『鳴海歩』という救世主伝説に懐疑的だった。 鳴海清隆を越える能力を要求される『新しい神』が、才能も精神も未熟な、清隆の劣化コピー同然だったのだからそれも仕方ない。 その為に、彼みずから鳴海歩を生と死のギリギリの窮地へ追いつめ、その実力を試そうともした。 しかし、鳴海歩の成長はめざましかった。 『ブレード・チルドレン』の仕掛けた数々の命がけのゲームを経て、 鳴海歩が彼の親友であるカノン・ヒルベルトを救ってみせたことを経て、 その評価は着実に変わっていったのだ。 それこそ、『誰よりも強いのはナルミアユムだ』と公言するほどに。 それでは、何故に彼はその鳴海歩の意に反して、殺し合いに乗らなければならなかったのか。 その理由を一言で説明すれば、要するに、 “引きが悪かった”、 ということに尽きる。 ◆ ◆ ◆ C-4に位置する川の東岸に座り込み、アイズ・ラザフォードは朝食も兼ねた休息を取っていた。 およそ六時間歩きまわって、彼が殺した人間は二人。 狭い島に、およそ80人もの人間が集められていることを考えれば、あまり遭遇率に恵まれているとはいえない。 多くの参加者は、やはり人の集まりそうな住宅街に密集しているのかもしれない。 橋の近くで待ち伏せをするというのも手だが、橋という場所が両岸からの不意打ちに適していることは、少し考えれば誰でも分かる。 慎重な参加者なら、南下して湖沿いの陸路を取るだろうことを考えると、やはり住宅地を目指した方が妥当だろう。 ひとまずは放送に備えて動きを止めている。 しかし放送を確認次第、『禁止エリア』の位置も考慮しつつ、西の『住宅地』か、東の『廃村』へと進路を決めなければならない。 (廃村の方がここからすぐ向かえる位置にはあるが、この『世界樹』というものも気になるな。 皆殺しを目的とするなら施設の探索などしても余りメリットはないが……しかしナルミアユムなら、このように意味ありげな施設には立ち寄りそうだ。 状況が状況だからこそ、あまり顔を合わせたくはないが……少なくとも奴の動向は把握しておきたいところだな) 鳴海歩は、頭脳に関しては清隆に抗しうるほどの力を持つが、戦闘能力はほぼ一般人のそれに近い。 戦闘回避のできない状況で強者に襲われれば、何もできないまま殺されてしまう可能性も充分にある。 だからこそ、なるべく彼の動きも確認しておきたい。 そして、そのような虐殺を一瞬で行うことのできる人間が、この殺し合いの場には多数いるのだ。 ラザフォードは、その事実を知っていた。 それこそが、島内の地図と共に広げている、三つ目の支給品の効能だった。 そして、それは彼が『殺し合いに乗る』原因を作った、問題の支給品。 詳細名簿、と書かれた大判の冊子であった。 この会場でまずディパックを開け、支給品の中に『それ』を見つけた彼は、情報を求めてその内容を熟読した。 顔写真付きで紹介された参加者は、どうも未成年が多いようだったが、彼がその事実に親近感を覚えるようなことはなかった。 何よりも彼の注意を引いたのは、参加者の紹介文に書かれた、お伽噺のような異能、そして『並行世界』という存在だった。 例えば、ビル一つをウエハースのように楽々と粉砕する魔砲が存在する世界。 例えば、『どんな願いでも叶えてあげる』と、法外な『契約』をも可能とする変わりに、魂を奪われる世界。 例えば、ただの一般人をも『仮契約』を行うことで、魔法使いの従者となすことができる世界。 例えば、体に寄生体を投与され、いつ生物兵器になるともしれない少女のいる世界。 例えば、人を“操り人形”のようにコントロールできる、“操糸術”の術士がいる世界。 例えば、社会適合が不可能なほどに逸脱した『異常(アブノーマル)』と『過負荷(マイナス)』がいる世界。 例えば、『黒い核金』という、無差別エネルギードレインの兵器が存在する世界。 例えば、時間を操る程度の能力や、気を操る程度の能力を持つ妖怪が暮らす世界。 数々の『異なる法則に支配された世界』が、彼の頭に浸透していった。 アイズ・ラザフォードは慎重な少年だ。 本来ならこのような非常識な単語を羅列されても、あり得ないと疑ってかかるだろう。 確かに、彼自身『神』と『悪魔』が存在する世界にいた。 しかし、それらはあくまで『彼がいる世界の常識』の中での存在であり、その『常識』を無視した『魔法』や『妖怪』など、まず疑われてしかるべきものだ。 にも関わらず、彼はあっさりと、そういった『魔法』の存在を受け入れてしまった。 まるで『そういうものを前にも見たことがある』ように自然と、『異世界』という存在に順応してしまった。 支給品を無限に押しこめる四次元ディパックを受け入れたように、あっさりと『魔法』や『錬金術』を『実在する』と思ってしまった。 『神様』や『運命』に論理の力で戦いを挑む世界があるように、暴力の力で全てを切り開くことのできる世界も、また等しく存在するのだ。 その前提を受け入れ、そしてアイズ・ラザフォードは考えた。 この殺し合いの場に、鳴海清隆は存在しない。 鳴海歩やブレード・チルドレンの周囲で事件が起こった時に、必ずといっていいほど介入している鳴海清隆は、この殺し合いに関わっていない。 何故なら、鳴海清隆に、『並行世界から人間を集める』ような能力はないのだから。 何より『殺し合い』という手段が、鳴海清隆の『悪魔の一族を抹殺する計画』から完全に外れているのだから。 鳴海歩にミズシロ火澄を殺させるという目的の為に、並行世界の人物を続々と召集する必要はない。 よって、この殺し合いは、『鳴海清隆がいる世界の戦い』とは全く無関係なものだ。 鳴海歩やブレード・チルドレンたちは、あのゲームマスターの背後にいる黒幕の気まぐれによって、たまたま『鳴海清隆のいる世界』の代表として選ばれたに過ぎないのだろう。 つまり、この殺し合いは、鳴海歩の論理の力で、手に負えるものではない。 確かに、鳴海歩は論理の力を使って、数々の事件を解決してきた。 カノン・ヒルベルトのように、知恵を尽くしても叶わないほど、強大な戦力を持つ敵とも、推理ひとつで渡り合ってきた。 しかし、この場には、あのカノンの比ではない力を持つ参加者が数多いるのだ。 そして、敵が『鳴海清隆という神』ではない以上、鳴海歩の『神の弟』という運命の因果は、この殺し合いで働かない可能性が高い。 鳴海歩の強さを裏付けてきた、『神の弟』という『運命』は、この殺し合いで通用しない。 よって、鳴海歩が命を賭け、心を擦り減らして戦う戦場は、この場ではない。 この殺し合いを主催する存在は、ある意味で鳴海清隆よりもずっと得体の知れない力を持っている。 この詳細名簿の件についてもそうだ。 『結崎ひよの』や『ミズシロ火澄』に関わる情報も、本当のことが書かれていた。 そこに書かれていた幾つかの『真実』は、ラザフォードを驚愕させた。 その『真実』の内容もそうだったが、何よりも『主催者がそれを知っていたこと』が、彼を諦めに追いやった。 ――『鳴海清隆しか知りようのない事実』が、そこには書かれていた。 鳴海清隆が教えたとは思えない。 この殺し合いで鳴海歩が死んでしまえば、鳴海清隆の願いはかなえられないのだ。 鳴海清隆が、この殺し合いに協力するとは思えない。 つまり、この殺し合いの主催者は、確実に『鳴海清隆よりも上』をいっているのだ。 鳴海清隆が既に、今の鳴海歩の力を全て振り絞って、やっと勝てるかという強敵だというのに。 そのような存在と、鳴海歩を戦わせるわけにはいかない。 (それでも……ナルミアユムと合流したくないと思っているあたり、俺は甘いのだろうな。 やつの優勝を目指して動きながらも、心のどこかで、やつが脱出計画を成功させるならば、それでもいいと思っている。 もっとも、そのどちらになったとしても、ナルミアユムが生きて帰る世界に、俺は帰ることが出来ないだろうが) 既にラザフォードは、鳴海歩の『大切な存在』を奪っている。 この期に及んで、たとえ脱出が可能だと言われても、味方面して彼に協力することはできないだろう。 (もうすぐだ。放送が流れれば……ナルミアユムは『あいつ』の死を知る。) それは確定事項だ。 鳴海歩は、耐えられるだろうか。 浅月たちが呼ばれるか葛藤する一方で、それもまた気にかかる。 彼女が幾度となく、鳴海歩の危機を救い、心の支えになっていたことを、彼は知っている。 彼女がいたからこそ、今の鳴海歩はあると言っていい。 そのような存在を喪えば、この先、――それこそ、元の世界で、鳴海歩が清隆と戦う上で、大きな痛手になるだろうことも分かる。 それこそ、アイズ・ラザフォードがカノン・ヒルベルトを喪うに等しいか、それ以上の痛手を。 そういう意味で、『結崎ひよの』の殺害は、間接的に鳴海歩の生存率を下げる行為でもあった。 しかしそれでも、ラザフォードは彼女を看過できなかった。 看過すればアイズ・ラザフォードを止めようと立ちはだかるだろう、という脅威がひとつの理由。 そしてもうひとつの理由は、『いずれ彼女が、もっと酷い形で鳴海歩を絶望に追いやる』という未来を、先んじて読んでしまったから。 参加者全員の出自と能力を詳しく記したその詳細名簿には、『結崎ひよのと名簿に書かれた人物』の正体も、また詳細に書かれていたのだから。 しかし、それでも胸を貫くのは一抹の悔恨。 その正体が何であったとしても、彼女は最後の瞬間まで『鳴海歩を支えた結崎ひよの』であった。 でなければ、あのような遺言を、残すはずがなかった。 (『――――』) あの言葉は、まぎれもなく『鳴海歩を支えた女性』としての言葉だった。 あるいは、名簿に書かれた、『スパイ』という肩書だけが、全てでは無かったのかもしれない。 最終的に裏切ることなったとしても、『鳴海歩を愛していた』という感情だけは、本物だったのかもしれない。 あるいは、単に最後の瞬間まで演技を続けていただけに、過ぎないのかもしれない。 彼女が何を思って、鳴海歩に味方していたのか、彼は最後まで知らないままだった。 それでも、確かなことは、いずれ彼女を生かしておけば、遠からず鳴海清隆の『切り札』として鳴海歩が絶望するという事実。 そして、それに耐えるには余りにも、鳴海歩にとって彼女の存在が大きすぎること。 このままでは、最後の最後で鳴海歩が鳴海清隆に負けてしまう。 ――よって、『彼女』だけはどうあっても、殺さねばならなかったのだ。 【C-4/1日目 早朝】 【アイズ・ラザフォード@スパイラル ~推理の絆~】 【装備】:コンポジット・ボウ(28/30)、暗視ゴーグル 【所持品】:詳細名簿、支給品一式×3(食料を一食分消費)。不明支給品2~6 【状態】:健康 【思考・行動】ナルミアユムを最期の一人にするために殺し合いに乗る 1 ひとまず放送に集中する。放送を聞いた後に西に行くか東に行くか決める。 2:迅速に敵を狩る 3 鳴海歩とはあまり顔を合わせたくないが、その動向は把握しておきたい(結崎ひよのの遺言を伝えるかは保留) 【詳細名簿】 全参加者の顔写真付き詳細名簿。 能力や経歴、人間関係などについて、かなり詳しく描かれている。 能力や経歴の情報はあくまで事務的な説明である為、どういう人間で何を思って行動していたのかという、人格面での情報はやや曖昧。 よって『こいつは殺し合いに乗りそう』という判断には、あまり使えないかも。 BACK きみとふたりで 時系列順 NEXT Interval BACK きみとふたりで 投下順 NEXT Interval BACK スカーレット・オラトリオ アイズ・ラザフォード NEXT たったひとつの冴えないやり方
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【検索用 うるとらまりん 登録タグ VOCALOID v flower う アズールノート カサハレ 曲 曲あ 結月ゆづる】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:カサハレ(Twitter) 作曲:カサハレ 編曲:カサハレ イラスト・動画:結月ゆづる(Twitter) 唄:flower 曲紹介 曲名:『ウルトラマリン』 カサハレ氏と結月ゆづる氏によるユニット『アズールノート』(Twitter)のVOCALOID処女作。 2023年2月8日、ユニットの無期限活動休止を発表した。(ツイート) 歌詞 (投稿動画概要欄より転載) 自分の意思折れて 諦めて ココロ 塞ぎ込んでた 光る原石割れて 砕かれて ココロ すでにバラバラ 儚く夢散って 項垂れて ココロ 荒く削られ 積み重ね崩れて 手放して ココロの炎燻り ダーク&ビターな現実に 打ちのめされて沈んで 固まった心 涙で溶かし より鮮やかに 輝く様に 嗚呼 ウルトラマリン 淡い願い 理想を描いて 期待に応えてよ 白い紙を塗りつぶす様に 嗚呼 ウルトラマリン 青く深い 心映して 未来を染められたのなら 生きていけるかな 一度意思折れたって 立ち上がって ココロ 奮い立たせて 積み重ね無くなったって やり直して ココロの炎灯して ディープ&ブルーな現実で 息継ぎをしてもがいて 固まった決意新たに この道で生きてゆく 嗚呼 ウルトラマリン 弱い僕を 優しく溶かして 伸ばした手のひらで 光掴め 輝ける様に 煌めく様に 嗚呼 ウルトラマリン 淡い願い 理想を描いて 期待に応えてよ 白い紙を 塗りつぶす様に 嗚呼 ウルトラマリン 青く深い 心を映して 未来を染められたのなら 夢を見れるかな コメント この歌で心が支えられてます。頑張ります。 -- ねこ (2023-10-17 15 09 08) 名前 コメント
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ウルトラガール(Ultra Girl)/ツ=ザナ(Tsu-Zana クリー名、本名)、スザンナ・"スージー"・ローレン・シャーマン(Susanna Lauren Sherman 地球名) (キャラクター名、マーベル) 初出 Ultragirl #1 (1996年11月) 種族 人間とクリー人ミュータントのハーフ(Vファクター・ミュータント)/女性 概要 出生ついての詳細は不明だが、地球に送られ(あるいは地球で生まれ)、ピンクの肌のクリー人たちにより守られて育った。 彼らの言葉によると、ツ=ザナは「ウルティメイト・ユニファイア」となり、シーアー帝国と青い肌のクリー人を倒してクリー帝国の栄光を取りもどすとされる。 このため、出生の秘密やパワーは伏せられ、人間の夫婦に育てられた、クリー人は密かに見張っていた。 十代の時、モデルとして働いたが、写真に添えるインタビューを受けているときに、突然パワーが発現して筋肉が発達し体重が増え、ボディービルダーのような体になったため、モデルとしては筋肉質過ぎるとして仕事を失う。 ある日オーディションの最中にセンチネルに襲われ、スザンナがミュータント(センチネルはVファクター・ミュータントと認識した)であると判明。スザンナはセンチネルを撃退するが、この戦いを見ていたレポーターたちがインタビューをしたときに、自分について「ウルトラ」というと、レポーターは彼女を「ウルトラガール」と書き立てた。それを皮切りに、メディアに打って出て仲間と共にカッコイイスーツをつくり、モデルの仕事を得るようになる。だがクリー人たちは「あまりにも下世話すぎる」といい顔をしなかった。 スザンナは、ニューウォリアーズと山火事を起こしたヴィランを倒すため共闘し、ジャスティスが彼女をニューウォリアーズへの参加を誘ったが、嫉妬したファイアスターが満員といって断る。この後、クリー人がスザンナに本当のことを聞かせた。 また、スラップスティックとともに、ニューウォリアーズに参加し、ウォリアーズの一員となった(この参加は後付け)。 シビルウォーIでは、元ニューウォリアーズとして、キャプテン・アメリカ側についた。 キャンプ・ハモンドを経て、ジャスティスのニューウォリアーズに参加、アベンジャーズ・レジスタンスにも参加した。 あとで、ジャスティスとセックスしたことをファイアスターに打ち明けて、ファイアスターにひっぱたかれた。 能力 超人的な腕力 超高速での飛行 傷の回復速度が速い しかし、能力の全貌は明らかになっていない
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ウルトラセブン バトルカード RR第1弾 1-004 レア ワイドショット 3700 タイリョク 1200 ルーレット(時計回りに) 5.3.3.2.1.1 じゃんけんアイコン チョキ テキスト ウルトラ警備隊と力を合わせて地球を守ったぞ。 W連続必殺技 ウルトラノック戦法 RR第2弾 2-025 アイスラッガー 2300 タイリョク 900 ルーレット(時計回りに) 5.2.3.2.1.1 じゃんけんアイコン チョキ テキスト カプセル怪獣が一緒だとコンバット・ジープが援護にくるぞ。 RR第3弾 3-018 ウルトラノック戦法 3100 タイリョク 1100 ルーレット(時計回りに) 5.2.3.2.1.1 じゃんけんアイコン チョキ テキスト 息子のゼロとのコンビネーション攻撃で戦うぞ。 W連続必殺技 ワイドショット RR第4弾 4-030 アイスラッガー 2300 タイリョク 1000 ルーレット(時計回りに) 5.2.3.2.1.1 じゃんけんアイコン チョキ テキスト カプセル怪獣のことを大切に思っているんだ。 RR第6弾 6-003 レア アイスラッガー 2300 タイリョク 900 ルーレット(時計回りに) 5.2.3.2.1.1 じゃんけんアイコン チョキ テキスト 親子の絆が、スラッガー連携技を生み出すぞ。 プロモーションカード P-009(ウルトラマンフェスティバル2010で配布) アイスラッガー 3500 タイリョク 1100 ルーレット(時計回りに) 5.2.3.2.1.1 じゃんけんアイコン グー テキスト 息子のゼロのことをとても大切に思っているぞ。 以下、大怪獣バトルRR以前のカード スーパーコンボカード EX第5弾・プロモーションカード U-003・P-013(ウルトラマンフェスティバル2007他で配布) ワイドショット RR以降のステータス ワイドショット 3100 タイリョク 1000 ルーレット(時計回りに) 5.2.3.2.1.1 じゃんけんアイコン グー NEO第1弾 N057 アイスラッガー RR以降のステータス アイスラッガー 2900 タイリョク 1000 ルーレット(時計回りに) 5.2.3.2.1.1 じゃんけんアイコン グー 技カード 139巨大ヤプール NS08キングパンドン NE26キュラソ星人 N554ペガ星人 ワイドショット 3100 タイリョク 1000 ルーレット(時計回りに) 5.2.3.2.1.1 じゃんけんアイコン グー ウルトラギャラクシーでのウルトラセブンのステータス アタック:1300 ディフェンス:1400 スピード:1100 備考 ウルトラシリーズ第三作目の作品名、あるいはその主人公。 2007年で生誕40周年を迎えたヒーロー。 元々彼は戦士ではなく、M78星雲の恒点観測員340号であった。 しかし自分の命を省みず友人を救った地球人の青年の勇気に感動し、風来坊モロボシ・ダンとして、 宇宙の幾千の星から侵略を受けていた地球を守るため留まる事を決意したのである。 地球を何としても手に入れようとあらゆる手段を画策し襲い来る侵略宇宙人を相手に、 時には地球人と宇宙人の利害の不一致に苦しみ悩みながらも、 そしてあまりに過酷過ぎる闘いに傷つきながらも、ゴース星人との最終決戦まで彼は戦い抜いた。 番組はシリーズ中で屈指の人気を誇り、特に主人公ダンとヒロインのアンヌとの淡い恋物語、 そして悲しき別れを描いた最終話はウルトラシリーズ史上最高傑作として語り継がれている。 その人気ゆえに、オリジナルビデオの平成ウルトラセブンシリーズや、 40周年記念作品の「ULTRA SEVEN X」などといったバリエーション作品もある。 その後も第2期ウルトラシリーズにおいて多くの作品に客演しており、 有名なのはベムスターに敗れてエネルギーを求め、 太陽に近づきすぎて引力に引き込まれたウルトラマンジャックを助け、新アイテム・ウルトラブレスレットを与えるシーンである。 「ウルトラマンレオ」ではウルトラマンタロウが去った後、 代わりに地球の守りについていたがマグマ星人・ギラス兄弟との戦いで足を折られ、 変身能力を失ってしまう。 そして自らの代わりに任務に就いたレオに地球防衛の意志を継がせ、 MAC隊長モロボシ・ダンとして、またウルトラセブンとして、 彼に厳しい特訓を課して一人前の戦士へと成長させた。 シルバーブルーメにMACステーションが襲撃された後の消息は不明だったが 後にウルトラの母の手で助けられたことが明かされている。 それ以降もセブンの出番は衰える事は無く、「ウルトラマンメビウス」では劇場版テレビ版両方で活躍し、 「超ウルトラ8兄弟」ではイリュージョニックスラッガーなる新技を見せ、 他のウルトラ戦士の中で最も目立った活躍をしている。 更に「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」に登場するに当たって、 なんと息子の存在が明かされるなど、何かと良く目立つウルトラ戦士である。 武器は額のビームランプから撃つエメリウム光線(ウルトラビーム)、 頭部の宇宙ブーメラン・アイスラッガー、最強必殺光線ワイドショット、 ウルトラ念力など実に多彩である。 また自身が直接戦えない時などにおいて身代わりとして ミクラス、ウインダム、アギラの3体のカプセル怪獣を召喚する。 開発当初はメフィラス星人やテンペラー星人を遥かに凌駕する威力の必殺技を持つスーパーコンボカードだったが、 実際に配布されてみると威力設定はなくなっている。 EXバージョンアップ前の威力は2500程度だったが、 システムが変わったEX以降では、スロットで威力の設定をすることになった。 生誕40周年のためか、「ウルトラマンフェスティバル2007」と「円谷直営ショップ」で配布されていた。 そしてEX第5弾にてウルトラマンタロウと共に登場。 技もプロモーションカードと同じく、ワイドショット。 「ウルトラマンフェスティバル2007」や「円谷直営ショップ」に行けない地方のファンにはうれしい限りである。 U-003のワイドショットの絵柄が青白いが、これは番組後期に使用されているものである。 * シャドウマンの円盤やガッツ星人分身体などに使用 * 黄色いワイドショットは初登場時のアイロス星人やペダン星人の円盤などに使用 またカード裏のセブンのポーズが違うなど、ファン納得の細かい違いがある。 NEOのCMでメトロン星人にアイスラッガーを決める映像が流れた。 NEO第1弾にて、ウルトラマンと共に新しい技のUHRカードとして再登場。 セブンの必殺技の代表的なものであり、 ワイドショットよりもこちらのイメージが強いセブンファンには嬉しい。 ちなみに、ただ飛ばしているのではなく念力によるコントロールである。 エレキングやメトロン星人に使って止めを刺せば盛り上がること請け合いだ。 威力は2000~2900固定。威力が安定しているので初心者向けのスパコンとも言える。 余談だが、2008年9月10日のヘキサゴンに黒部進と共に登場 「耳が遠くなったようだ」のようなことをいっていた。 ちなみにタロウやレオの劇中では、耳がないセブンがたびたび確認されている。 そして4月から稼動の大怪獣バトルRR第1弾より本格参戦開始。 なんとブラザーズマントを羽織っての登場となる。 また、新必殺技として、ガッツ星人を円盤ごと倒し、平成セブンでもキングジョーを倒したウルトラノック戦法が確認されている。 RR第2弾では既存技アイスラッガーを使うセブンが登場。 相性ヒントではカプセル怪獣を指定しているが、実は息子のウルトラマンゼロやウルトラヒーローとも相性が良くなるよう設定されているため、多くのバトルカード(主にウルトラ戦士系)と良いタッグボーナスを得る事ができる。 ウルトラギャラクシーNEOでのウルトラセブン レイブラッド星人の野望を阻止するために惑星ハマーへ赴いたが、 そこでアーマードダークネスと対決。鎧を自らまとう事で、 自分もろとも惑星ハマーの地下に封印していた。 その際、アイスラッガーだけは地上に残されており、これがレイを度々救う事になる。 アーマードメフィラスの手によってアーマードダークネスが復活しても、 その力を押さえ込む事でダークネスと戦うレイ達を助けていた。 そして、ゴモラによってダークネスが破壊されてセブンも開放され、 アイスラッガーを回収した後、レイにミクラスを託して飛び去った。 光の国の戦士としてレイオニクスバトルに直接は協力できない身分ゆえ、 彼の分身を託す事でレイへの感謝の印なのだろう。 13話でウルトラマンと共に再び登場し、 ワイドショットで迫り来るレイブラッド星人の魔の手からスペースペンドラゴンを救っている。 そしてミクラスをレイの手から受け取り、再び宇宙へと去って行った。
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「あちー、蝉がうるさいから暑さも倍増だ。」 「ねぇ、キョン、あたし思うんだけどバルタン星人って蝉に似てない?」 「……へ?」 「ほら、顔とか。手は違うけど。」 「涼宮さん、バルタン星人は蝉とザリガニがモデルです。」 「マジ?」 「マジです。」 「有希、知ってた?」 「バルタン星人って何?」 「そっか。みくるちゃんも分かるわけないわね。」 「?」 「まあいいわ。女の子なら知らなくても普通だし。 で、キョン、バルタン星人だのゼットンだのいるじゃない? 誰が名付けるの?」 「古泉、お前の専門分野だ。」 「ええ!? 専門ではないのですが、そうですね、そこの地球防衛軍司令官が命名するようです。 その怪獣の容姿や行動の特徴なんかから決める事も多いですね。たとえばガマクジラという……」 「思いっきり語ってんじゃねぇか。」 「バルタン星人ってなんですかぁ?」 「聞いて。涼宮ハルヒの神人がウルトラマンの姿になった。」 「銀色の?」 「銀色の。」 「…………で、敵はいるのか?」 「今現在、閉鎖空間にいるのは古泉一樹たち能力者の他は涼宮ハルヒが生み出した神人のみ。」 「……まさか古泉たちが怪獣扱い!?」 「今、能力者たちは怪獣の姿にしか変身できない。彼らの能力は今まで通り。 しかし涼宮ハルヒは怪獣を倒すヒーローに憧れている。能力者もそれを理解している。」 「言っていることがよくわからん。いや、わかるが受け入れたくない。」 「今、閉鎖空間内ではウルトラマンごっこが行われている。」 「いや、わかってるんだが……長門、もしかして古泉たちはわざと負けなきゃいけないのか?」 「そう。」 「っておい! 閉鎖空間が広がる一方じゃねえか! やばいんじゃないのか!?」 「大丈夫。ウルトラマンハルヒの活動限界は3分。幸い彼女はセブンの特徴をよく知らない。」 「お前、バルタン星人も知らなかったよな? 調べたのか?」 「情報検索も得意。何でも聞いて。ウィキペディアで調べる。」 「そ、そうか。毎度毎度大変だな。」 「今回大変なのは能力者。」 「なぁ、ハルヒ、この日焼け止めの『UV』ってなんだ?」 「はぁ? あんたそんなことも知らないで高校生やってんの? みくるちゃん教えてあげて。」 「えぇ? あのー、えーっと、」 「みくるちゃん、それでも受験生なの!?」 「おいハルヒ、ひょっとしてお前も知らないんじゃないだろうな?」 「有希ー、教えたげて。」 「UVとはウルトラヴァイオレットの頭文字をとったもの。」 「そう! 超紫! 日焼けしすぎで肌が紫色になるのを防ぐのよ! ……ごめん有希、結局何?」 「紫外線。」 「ウルトラマンハルヒの必殺技にウルトラヴァイオレット光線が加わった。」 「紫外線攻撃か?」 「そう、紫外線攻撃。」 「それって効果あるのか?」 「殺菌効果の他、日焼け効果がある。」 「お役立ち攻撃だな。」 「ちょっと古泉くん! 小麦色じゃない! どこの海に行って来たの?」 「どうした古泉? 海でも行ったのか? いい感じの焼け具合だ。」 「ちょっと閉鎖空間の方に。」 「よくわからんが閉鎖空間内で日光浴か。あそこに太陽なんてあったか?」 「いえ、どちらかと言うと日焼けサロンの方が近いです。」 「あれ? 古泉くんからいいにおいがしますね。香水ですか?」 「案外この状況を楽しんでないか?」 「機関では半分やけくそになってます。」 「やっほー!! あっちぃわね! んんっ、誰、香水付けてんの?」 「僕ですよ。『ウルトラマリン』っていうそこそこ有名なやつを。」 「やっぱ似合うわねぇ。キョンも見習いなさいよ。」 「俺が? 遠慮しとく。古泉の引き立て役にしかならん。」 「おこぼれあるかもしれないわよ? ……なんで真剣に考えてんのよ! このエロキョン!!」 「古泉一樹は思慮が浅い。いま、涼宮ハルヒとの会話は注意する必要があることに気付いていない。」 「そうは言うがな、長門、何が引き金になるか正直見当もつかんぞ。」 「確かに。」 「『ウルトラマリン水流』だぁ? 香水は1滴で十分だっつうの。」 「ウルトラマンハルヒも機関怪獣も気分を悪くしてうずくまって時間切れになった。」 「ハルヒは自業自得として機関はいい迷惑だな。」 「機関のメンバーが数人倒れました。長期離脱になりそうです。」 「話は長門に聞いた。すごくにおいがきついぞ。」 「香水風呂に入ったようなものです。何度洗ってもにおいが落ちません。」 「ちぃーっす。うぷっ、こ、古泉くん、悪いけど近寄らない、う、トイレ行ってくる……。」 「……あれ? もしかして僕泣いてませんか?」 「プールの塩素消毒槽ってすごいですね。香水のにおいが落ちました。」 「稲中のネタにあったな、そんなの。」 「フェルメールの絵っていいわね。緻密だし、引き込まれるわ。写真みたい。」 「ハルにゃん、フェルメールの特徴知ってるかい?」 「光と影のコントラストとか?」 「それも有名だねっ! でもあたしは『フェルメールブルー』を推薦したい!」 「『フェルメールブルー』?」 「ハルにゃんもストーンショップにいったことあるにょろ? そこでラピスラズリって見たことあるかい? フェルメールの絵には『ウルトラマリンブルー』っていうラピスラズリの粉末をふんだんに使ってるのさ!」 「ええ!? 結構高いんじゃないの?」 「高いどころじゃないっさ! 当時は金より高かったんだよ! 晩年は莫大な借金を抱えてたらしいよ。 いまだったら鶴屋家が全面的にバックアップするんだけどね! 残念! フェルメールも鶴にゃんも運がない!」 「ウルトラマンハルヒが青くなった。」 「色なのか? 血の気が引いたのか?」 「色。色合い的にラピスラズリと思われる。ラピスラズリを使った顔料の名前は『ウルトラマリンブルー』。」 「『超海の青色』か。あいつ、いつから『ウルトラ』好きになったんだ?」 「違う。」 「へ?」 「『超海の青色』ではない。『海を越えてやって来た青色』。ヨーロッパから見て海を越えて輸入された青色と言う意味。」 「さすがだな長門。」 「情報検索も得意。何でも聞いて。ウィキペディアで調べる。」 「今回は負けるのに必死でした。」 「?」 「青い石の腕でパンチするんですが、外れて建物に当たると腕が崩れるんですよ。 おかげで外さないように、かつ、こっちが怪我しないように当たるために苦労しました。 ウルトラヴァイオレット光線ですぐ片がつくのにカラータイマー点滅まで使わないんですよ。」 「……がんばれ。」 「……がんばってます。」 「ねぇ、キョン。『ウルトラ』と『スーパー』、どっちが上?」 「俺に聞くか? 『ウルトラ』が上のような気がするが。おーい、長門ー。」 「…例外はあるが一般的に『ウルトラ』が上。『スーパー』の日本語訳は『超』、ウルトラは『超々』。」 「『超々』なんて聞いた事ないわよ。どこかのアホの女子高生のバカ会話みたいね。」 「例として、通常のジュラルミンより強度の強い『超ジュラルミン』や『超々ジュラルミン』が存在する。 機動隊の盾や金属バットは『超々ジュラルミン』でできている。」 「へぇ~、さすがは物知り有希! キョンも見習いなさい。」 「なんか俺、見習うこと多いよな。」 「すまない、古泉一樹。今回はわたしの失言。」 「ええ、今回ばかりはちょっと来るものがあります。」 「どうした古泉? 何かあったのか?」 「長門さんのおかげでウルトラマンハルヒがタワーシールドと金属バットで武装していたんですよ! おかげで滅多打ちですよ! 見てくださいこの青あざ!」 「……真っ黒に日焼けしていて目立たないな……。」 「……それは残念です。ともかく! 金属バットだけでなく盾でもボコボコにされました。 涼宮さんの辞書には『矛盾』という言葉は存在しません! ウルトラヴァイオレット光線まで持ちませんでしたよ。」 「そうですね、戦艦大和を長門といった他の超ド級戦艦と区別するために『超々ド級戦艦』と表す場合がありますね。 英語で長門は『スーパードレッドノートクラス』、大和は『ウルトラドレッドノートクラス』となります。」 「え、『ド級』って英語が元なの?」 「ええ、イギリスの戦艦『ドレッドノート』が元です。それまでの戦艦から革命的な進歩を遂げた戦艦でした。 弓の『弩』は当て字です。そのド級を超えたのが長門など『超ド級』、さらに『超々ド級』の大和になります。」 「へぇ~。」 「確かに長門は強力な武装で畏怖の対象でしたが、それを子供扱いする大和の存在は圧倒的で……」 「…………………」 「古泉一樹はアホ。自殺志願者。涼宮ハルヒにあのような知識を与えた場合、どのような結果が起こるか位わかるはず。 わたしへのちっぽけな当てつけのために自らの命を差し出すその浅はかさ。むしろ清々しさを感じる。 確かに長門は大和より大きさ、戦力ともにひとまわり劣る。しかし建造された時期に21年の差がある。 またビッグ7の筆頭として長きにわたり7つの海に君臨してきた戦略的地位を考えると長門こそ真の戦艦と言える。 アメリカの大統領ルーズベルトが『日本を占領できるのはいつか?』と軍関係者に問いかけた際、 『日本には長門がいるので無理である』という答えが帰って来た逸話は有名である。そして……」 「長門! 悔しかったのはよくわかった! で、どうなったんだ?」 「機関怪獣はウルトラマンハルヒが抱え持っている戦艦大和を突き付けられ、土下座して許しを乞いている。」 「そりゃ土下座したくなるわ。」 「ところでウルトラマンハルヒと機関怪獣ってどんな姿してんだ?」 「不定です。」 「へ? 怪獣は毎回違うのはわかるが。ウルトラマンハルヒの方も?」 「ええ。機関怪獣は子供が描いた落書きのような怪獣、ウルトラマンハルヒは一般的な『ウルトラマン』の イメージの姿をしていますが、細かい部分は適当です。戦闘中に色が変わってたこともあります。 つまり涼宮さんはウルトラマン自身に 大して興味がないといえるかもしれません。」 「じゃあなんでウルトラマンごっこやってんだ? 興味ないんだろ?」 「『ウルトラマン』ではなくウルトラマンの『戦闘シーン』や『ウルトラ』の単語のどこかに興味があるんでしょう。」 「じゃあバッタ怪人に興味があったらに藤岡弘になってたかもしれないのか?」 「『、』を忘れないでください。まあその考えで合ってるかと。五人戦隊でなくて助かりました。」 「ハルヒがアカレンジャーで決定として。お前がスマートなアオレンジャー、朝比奈さんは間違いなくモモレンジャー、 長門はカレーでキレンジャー、俺が地味なミドレンジャー。あれ? 完璧じゃないか。」 「ですね。意外です。ってこれを涼宮さんに聞かれると非常にまずいです!!」 「だな。巻き込まれたらシャレにならん。ひとりで出来るやつ限定でお願いしたい。時空刑事は?」 「どこかの調味料みたいな名前の刑事シリーズですね。異空間なんで都合が、ってやらなくていいんです!!」 「お、ノリツッコミ。で、機関怪獣はどうなってんだ? お前ら何人かで戦ってるだろ? 1対複数か?」 「いえ。あなたは運動会の組み体操の経験はおありですか?もしくは騎馬戦。」 「ああ、把握した。お前のポジションはどこなんだ?」 「大体右足です。これでも利き足なんで重要なんですよ?」 「いやぁ、まったくお前らしいポジションだ。」 「キョ~ン~、なんでこいつだけ異常に赤いの?」 「んぁ? ああセブンだな。」 「セブン?」 「ウルトラセブン。普通のウルトラマンとちょっと違ってちょっと大人向きな内容で、 子供の俺には分からない話が多かったな。」 「………あんた何歳?」 「ん゛んっ!! さ再放送組だ! ほら、CSでやってるだろ!」 「ふ~ん。」 「ウルトラマンハルヒが赤くなった。」 「色なのか? 激怒したのか?」 「色。色合いは臙脂色。」 「……顔は?」 「細長い眼鏡をかけている。ウルトラセブン自体にはあまり興味はないらしく、適当。」 「……。すまん、今日は帰っていいか?」 「……わたしという個体は出来れば最後まで一緒に見届けて欲しいと考えている。」 「…………。」 「…………3分たった。終わった。」 「本当にセブン自体には興味ないんだな。」 「よう古泉、相変わらず黒いな。」 「とうとう松崎しげるレベルになりましたよ。」 「そろそろやばいんじゃないか?」 「それが聞いてください! ウルトラマンハルヒがセブンに変わろうとしているんですよ! これでもう日焼けからおさらば出来るかと思うともう嬉しくて嬉しくて。 わかりますか!? 道行く人が僕へ送る視線を! 最初こそ好意が含まれるものでしたが、 だんだんチャラ男扱いになって今では変人扱いです! サーファーグッズを持っても興味ない人には意味ありませんし………」 「わ、わかった。お前が大変なのはよくわかった! だが長門に聞いたがハルヒはウルトラセブン自体には興味ないんだろ?」 「ふふっ、そこはぬかりありません。こうしてセブングッズを用意しています。」 「ハルヒがそんなので興味引くと思うか?」 「それは中を見てから言ってください。あと協力もお願いしますよ。」 「たまに飲むとおいしいわね。でも『7up』って最近見ないわ。」 「下の『7-11』で売ってましたよ? そう言えば最近『7i』って看板増えたと思いません?」 「増えた! あれ何!? この前コンビニができたかと思ったらファミレスのまんまだったわ!」 「あれはですね、……」 「ああ、くるまのめんきょがほしいなあ!」 「そのかっこいいくるまはなんというなまえ?」 「ああ、『あーるえっくすセブン』っていうんだ、ながと!」 「かっこいい。」 「ふふふ、『7にんのこびと』のにんぎょうをもらっちゃいました。かざりますね。」 「情報の伝達に齟齬が生じるかもしれない。でも聞いて。 ウルトラセブンハルヒが7人に増えた。」 「7upかー。」 「7人のこびとかもしれない。」 「涼宮さんにウルトラセブンのビデオを見せちゃえばいいんじゃないですか? ストレートに。」 「やはりそうきますよね。と、言うわけであなたの部屋をお借りしたいのですが。」 「そう言えばお前の家に行ったことないな。」 「禁則事項です。」 「キモイ、腹立たしい、顔が近い!」 「ちょっと傷つきましたよ。とりあえず協力お願いします。」 「だからな、ハルヒ、長門、約束の1時間前に来るな。」 「あんたんちCSあるの!? すごい! いいなあ!」 「おじゃまします。」 「あるとは一言も言ってないが。」 「あーハルにゃんと有希ちゃんだー。」 「この前CSで再放送のウルトラマン見たっていたじゃない?」 「ん゛んっ!! し親戚の家だ!」 「ねこ。」 「なんだ。つまんない。」 「ねこ、どこ?」 「おい、古泉、まずくないか?」 「ええ、非常にまずいです。申し訳ありません。」 「なにがですか?」 「朝比奈さん、この『カプセル怪獣』ってのは中に怪獣が入ってセブンの代わりに戦ってくれるんですよ。」 「代わりに我々が駆り出される確率が非常に高い。」 「しかもみんな弱いときている。」 「ふふん、3つのしもべか。面白そうな設定ね!」 「ひぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!」 「でゅわ!(みくるちゃん! 攻撃よ!)」 「こここここ、ここどこですかぁ!?!? か、怪獣!! 」 「でゅわわ!?(みくるちゃん!?)」 『緊急事態。朝比奈みくるがカプセル怪獣として強制召喚された。』 「げ。あ、朝比奈さんは!?」 『気絶した。涼宮ハ 』 「長門? 長門!? ながとーーー!!!」 「……。」 「でゅわ! でゅわでゅわ!(有希! みくるちゃんは駄目だったの。あんたが頼りよ!)」 「……わかった。」 「ぎゃおー!?(な、長門さん!?)」 「あqwせdrftgyふじこlp」 「ぎゃおー!!(長門さーーーーん!!!)」 「でゅわ。でゅわっ!!(さすが有希。じゃねっ!)」 「……やっちまったなぁ。」 「あの世界は涼宮ハルヒの世界。多少の超常現象は問題ないはず。」 「仕方ない。で、朝比奈さんは?」 「…………………………………………………………………………!!!!!!!!!!」 「長門!? ま、まさか!?」 「大丈夫、機関が救出しているはず。」 「長門さん、参りましたね~」 「おい古泉!! 朝比奈さんは!」 「えっと、………………………………………………………………!!!!!!!!!!」 「キョンく~~ん、みんなひどいんです~~!!」 「すまない、朝比奈みくる。わたしも混乱していた。」 「そうですね、ためらいなく呪文を使うくらい混乱してましたね。」 「本来あなたたちが助けるべき。」 「長門さんの呪文でバラバラにされましたよ……。」 「! 朝比奈さん! 今度ハルヒに呼ばれたらミクルビーム撃ってください! あの世界なら遠慮要りません!」 「でゅわ!(古泉くん! 来て!)」 「ぎゃお!? ぎゃおーーーー!!(え!? どうなるんですか??? わーー!!)」 「ええと、これは……ははぁん、怪獣の右足が消失している。つまり、僕だけ分離した、というわけですか。」 「でゅわ!(古泉くん! やっつけて!)」 「僕が分離したことによって怪獣全体が崩壊するわけでなく形を保つ。よく出来てます。」 「でゅ・わ!(こ・い・ず・み・く・ん!)」 「と、いうことは機関の皆さんがフォーメーションを変えることによって怪獣の体系は維持される、違いますかっ!」 「でゅわー!!!!!(コラー!!!!)」 「なるほど。」 「……(……。)」 「有希、あたし思うんだけどさ、古泉くんって理屈っぽいわね。」 「っぽい。」 「でゅわ!(キョン! あの怪獣をやっつけなさい)」 「俺かよ……。どうすっかなぁ。」 「でゅわ!! でゅわわ!!(何やってんのキョン! 早くやっつけなさい!)」 「って、どうやって戦うんだよ!? ん? 俺はハルヒに呼ばれているからここにいるわけだが、 俺を呼び出したのは『涼宮ハルヒ』なのか? 『ウルトラセブンハルヒ』なのか? 俺はこの世界があることは古泉と長門によって事前に知っている。 しかしハルヒは俺がこの世界を知っていることを知っているのか? 今ここには長門流にいうと『涼宮ハルヒ』という個体は存在せず、『ウルトラセブンハルヒ』しかいない。 ウルトラマンの世界ではウルトラマンは正体を隠している。それをハルヒは知っているのか? それによってこの世界がどう動くかが変わるということになる。 例えばここで『おいハルヒ、何しやがる』と叫んだとしよう。ハルヒはどう動くか? 『でゅわでゅわ(バカキョン、早くしなさい)』とか 『でゅわわ(カッコいいでしょ)』とかいうならある意味安心だ。俺も遠慮なく文句が言える。 まてまてまて! なんで俺は『でゅわ』の内容がわかるんだ? 明らかに耳に入る音は『でゅわ』なのに、ハルヒが言っている内容が分かっている。どういうことだ? 確かに今さっきあいつは『でゅわ!! でゅわわ!!』しか言っていないのに 『(何やってんのキョン! 早くやっつけなさい!)』と言っていることがわかった。なんでだ? ちくしょう、疑問符だらけだな、クソッ。とりあえず保留だ。 もう一つの可能性、俺を呼び出したのが『涼宮ハルヒ』ではなく 『ウルトラセブンハルヒ』である場合も考える必要があるだろう。 『でゅわわ!!(なんであたしの正体知ってるのよ!?)』となると下手するとこの世界は崩壊するかもしれない。 いや、このけったくそ悪い閉鎖空間が潰れるのは問題ない。いつも暴れるだけ暴れて勝手に潰れるんだからな。 ……勝手じゃないな。古泉達が潰しているのか。まあいい、そうじゃなくて俺たちが住んでいる世界の方だ。 現に俺は2回崩壊しそうになった現場に居合わせている。1回は長門がやったことだが。………」 「……(……。)」 「彼は理屈っぽい。」 「有希もそう思う?」 「キョン、こっち来て説明しなさい。」 「な、なんだ? 俺、何かしたか???」 「え、キョンなんかしたの? この、白状しなさい!」 「何にもしてねーよ。 で、なんだ?」 「こいつなんで角生えてるの?」 「タロウだな。」 「タロウ?」 「『ウルトラマンタロウ』。『ウルトラの父』と『ウルトラの母』の子だ。」 「父と母がいるの!? そうか、そうよね。親くらいいるわよね。で、なんで角付きなの?」 「父譲りなんだろ。」 「父親も角生えてんの!?」 「お前の目の前にある箱はなんのためにあるんだ? 検索してみろ。」 「ウルトラマンハルヒにカチューシャが装備された。」 「黄色のリボン付きか?」 「黄色のリボン付き。髪型もらしく再現された。」 「……胸は?」 「胸? 普通のウルトラマンと同じ。」 「そうか、まだまだだな。……すまん長門、俺、何かしたか?」 「『ウルトラの母』っておっぱいあるじゃない!? なに、エロ!? 大きなお友達向け!?」 「この時代のアニメは巨大ロボでもおっぱい持ってるからな。」 「ロボットにおっぱい!? 完全にエロじゃない!」 「一応ミサイルという設定だが。まあ作者が作者だからな。それについてはエロで間違いないだろう。」 「やっぱりエロじゃない!」 「俺がエロみたいじゃないか。で、ウルトラの母のおっぱいがどうした?」 「えと、何のためにあるの? 視聴率対策?」 「つーか、お母さんならおっぱいがあって当然じゃないか?」 「そか。」 「ウルトラマンハルヒに胸ができた。」 「おっぱい?」 「おっぱい。」 「……あいつは恥ずかしいという意識がないのか? なかったよな……。」 「………。! また朝比奈みくるが召喚された。姿はバニーガール。」 「………そうだったな。基本的にあいつはエロ好きだったよな……。」 「キョンくんありがとう。ミクルビームで倒せちゃいました。」 「本当にビームが出たんですね……。」 「でもウルトラの母ってなんであんな格好してるの? みくるちゃんとおんなじ趣味?」 「朝比奈さんじゃなくてお前の趣味だろ。」 「実質はエロで視聴率稼ぎでしょ。設定は?」 「……。そうだな、ウルトラの一族はマッパだ。」 「全裸!? 露出狂!? 変態じゃない!!」 「怪獣も全裸だろ? 犬、猫、魚、みんな服を着ていないじゃないか。むしろ服を着ている人間が邪道だ。」 「! ……。」 「す、涼宮さん、ご依頼の『ウルトラマンタロウ』と『ウルトラマンA』のビデオが手に入りましたが。」 「あ、ありがと。でももういいわ。ごめんね、せっかく用意してもらったのに。」 「そうですか。わかりました。」 「どうしたハルヒ? あれだけハマってたのに?」 「んんー、なんか飽きちゃった。」 「長門、ハルヒはどうしたんだ?」 「……よくわからない。とにかく危機は去った。」 「? まあ解決したならいいが。」 「朝比奈みくる、あなたには教えておく。あの日、ウルトラマンハルヒは閉鎖空間に全裸で現れた。 サイズはウルトラマン、姿は涼宮ハルヒのままで。」 ウルトラハルヒ 完
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マリオテニス ウルトラスマッシュ 機種:WiiU 作曲者:桜庭統 開発元:キャメロット 発売元:任天堂 発売年:2016 概要 『マリオテニスGC』以来久々のマリオテニスシリーズの据え置き作品。 シリーズ初のHD画質のためこれまでの作品に比べグラフィックの精度が格段に上昇している。 原点回帰を目指して作られた作品であったが、あまりにもシンプル化しすぎてしまいボリューム不足を指摘されゲームの評価は低い。 BGMの方も『GC』と比べて曲数が大幅に減ってしまったが、曲そのものの質は高い。桜庭氏による安定したパワフルな音楽が用意されている。 収録曲(仮曲名) 曲名 補足 英題 順位 タイトル Title Screen メインメニュー Main Menu クラシックテニス Classic Tennis ブレークポイント Break Point ゲームポイント・セットポイント Game Point + Set Point マッチポイント Match Point 試合敗北 Lose 試合勝利 Win クリア報酬 Rewards メガバトル Mega Battle メガバトルラリー Mega Ball Rally ノックアウトチャレンジ Knockout Challenge 巨大キノコ 巨大キノコ獲得状態 Mega Mushroom ノックアウトチャレンジ・ボス Knockout Challenge Boss オンラインメニュー Online Menu オンラインマッチ Online Match スタッフロール Staff Roll 紹介映像
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名前 総合 近接 遠隔 耐久 特殊 技巧 ギガバーサーク 【S+】 A S S S C ダークバルタン 【S+】 C B C SS C 魔デウス 【A++】 A F B A B モエタランガ 【A++】 D D C S B ラゴラスエヴォ 【A++】 B S C D B ギルファス 【A+】 A A B E B キングジョー(マックス) 【A+】 B D S C A ケプルス 【A+】 B C C A C ゴドレイ星人 【A+】 B A A B A ゼットン(マックス) 【A+】 A B B A A ルガノーガー 【A+】 C A A B B アントラー(マックス) 【A】 B F A B A ケサム 【A】 B C C B A ケルス 【A-】 B D C B B シャマー星人 【A-】 F B F A B スラン星人 【A-】 D C C B C タマ( ミケ クロ) 【A-】 E D D S C ゴモラ(マックス) 【A--】 A F B E C ヘイレン 【A--】 C C D B C ホップホップ 【A--】 C C A D D メタシサス 【A--】 B F C B A バグダラス 【B+】 C B C C B フライグラー 【B+】 B C C D B スカウトバーサーク 【B】 B C C E C レギーラ 【B】 D C D C C ゲロンガ 【B-】 B D D E C エレキング(マックス) 【B--】 C D D D B クラウドス 【B--】 A F D D D グランゴン 【C++】 D D C C C ナツノメリュウ 【C++】 D D D D C ラゴラス 【C++】 D D C E C イフ 【測定不能】 エラーガ 【未定】 A A~S B~A A C レッドキング(マックス) 【未定】 B~A C~A C~B D D メトロン星人(マックス) 【データ不足】 ユニジン 【データ不足】
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wiki編集のやり方(イベントページ編) 最終更新日時 2021/02/24 19 27 51 このページを編集 ※未完成のページです 参考になりそうなページ一覧 イベント内容 ページ名 備考 カウンタースキルがある 『夏果てに放つ号砲 後編』 カウンタースキル1種類 『わがままに君を想う』 カウンタースキル3種類 スカウトチケットが手に入り、対応するスカウトで選手(主にSSR)が引ける 『一石の波紋』 専用アイテムが手に入り、選手やアイテムに変換できる 『夢中に映えるセレブレイト』 主な交換先はSR天草、絆の結晶 『ツリーを飾ろう!オーナメント獲得イベント』 主な交換先はSSR確定チケット、絆の結晶、ソウルストーン 特定の選手を編成すると評価ptがアップする 『ツリーを飾ろう!オーナメント獲得イベント』 クリスマス選手を1人編成するごとに+1.0% 『シンデレラ覚醒 アイテム獲得イベント-有原 翼-』 ステージによってボーナス倍率が異なる 以前の開催時と内容が全く異なっている 『一会の白球、決意の一振』 旧内容の部分を#region(旧内容)と#endregionで囲う 以前手に入ったアイテムが手に入らなくなっている 『冬の訪れを報せて』 イベント専用アイテムのドロップテーブルを作りたい 『冬の訪れを報せて』
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店売り加速(オート)のやり方655298